TAKURO WEB INTERVIEW
函館での野外ライブ終了後初のWEBインタビュー。TAKUROが函館ライブを振り返ります。
――あの函館ライブから1ヶ月以上経ちましたね。昨日の事のように、それとも遠い昔のように感じますか?
TAKURO
遠い昔の話の感じですね。イメージが鮮烈過ぎて。自分にとっても"非日常"であり、強烈な場面だった。そこからの日々が穏やかなので、あぁ、まだ1ヶ月しか経ってないのかって。
――"非日常"と感じていたのはどれくらいの期間ですか?
TAKURO
7月30日に函館で"TAKURO MOBILE MEETING公開録音"(※)をやった後くらいでようやくスイッチが切れたという感じかな。あの約1週間は"開演して、終了する"のを2日間繰り返すことの難しさを感じてた。市をあげてあんなに応援してくれているのに、何らかの事故とかで中止に…なんて事になったら、俺は故郷を失うと思っていたから。
※「TAKURO MOBILE MEETING公開録音」:GLAYオフィシャル携帯サイトGLAY MOBILEで配信中のTAKUROレギュラーWEB RADIOの公開録音をゲストにJIROを招いて7月30日に函館市・あうん堂にて実施した。
――天気予報はず~っと見ていたんですか?
TAKURO
ず~~っと見てた。天気になればいいなと思ってはいたけど、函館に帰ると、そこでTHE MODS やUP-BEATの伝説の雨の野音を(映像で)見てた自分が"いる"わけで。GLAYのライブでそういう状況になったら、自分はどういうふうに立ち居振舞いできるんだろうっていう、それだけは期待があったかな。あとは事故なくケガなく、無事に終わるように。だから、雨に関しては、「お、とうとう来たか。いいじゃないの! 全天候型バンドになって生まれ変わってやろうじゃないの!!」っていう気持ちだったね。
――ライブ当日、いざ始まってみんなの前に出て行った時はどんな心境だったんですか?
TAKURO
「俺もたいがい緊張してるけど、おまえたちもしてるね」って思ったね(笑)。普段は緊張しない、驚かない、TAKUROクラスでもビビリ上がってたから(笑)。
――なぜそんなに緊張したんでしょう?
TAKURO それはもう、自分のルーツとの戦いみたいなものがあったから。やっぱり、力入るわけですよ、海の向こうに五稜郭タワーが見えたりすると。思い出さなくてもいい事まで思い出したりもするし。誇らしい気持ちと、やり遂げないと胸張れないぞっていう色々な複雑な気持ちが…。あと、今回少なくとも4000~5000人は地元の人で埋まっていて、その中の8割9割は初めて観る人が多いだろうし、年配の方もいたので、自分たちの王道の盛り上げ方では通じない部分もあるだろうって。いつもの事なんだけど、その人たちともいい時間を作りたかったから。お互い探り合いながら、緊張感に変わったり、時に引っ張ってもらったり、こっちがあおられたり。会場にいた人はわかると思うけど、海風の影響で、音がよく聴こえて最高!っていう時もあれば、たまに遠くなったり途切れたり、「今のもう一回言ってくれる?」みたいなちょっとした心のずれがあったりして。1日目が終わった後は、メンバー全員頭の中でその日のライブをリプレイして調整に入ったんじゃないかな。1日目の後のミーティングはそんなに長くしなかったけど、あの曲は伸ばそう、縮めよう、みたいなことがメールで回って来たり、それはもうギリギリまで続いたんで。2日目はそのおかげでGLAY史上1、2を争う伝説の一夜になったと思う。
――あの函館ライブから1ヶ月以上経ちましたね。昨日の事のように、それとも遠い昔のように感じますか?
TAKURO
遠い昔の話の感じですね。イメージが鮮烈過ぎて。自分にとっても"非日常"であり、強烈な場面だった。そこからの日々が穏やかなので、あぁ、まだ1ヶ月しか経ってないのかって。
――"非日常"と感じていたのはどれくらいの期間ですか?
TAKURO
7月30日に函館で"TAKURO MOBILE MEETING公開録音"(※)をやった後くらいでようやくスイッチが切れたという感じかな。あの約1週間は"開演して、終了する"のを2日間繰り返すことの難しさを感じてた。市をあげてあんなに応援してくれているのに、何らかの事故とかで中止に…なんて事になったら、俺は故郷を失うと思っていたから。
※「TAKURO MOBILE MEETING公開録音」:GLAYオフィシャル携帯サイトGLAY MOBILEで配信中のTAKUROレギュラーWEB RADIOの公開録音をゲストにJIROを招いて7月30日に函館市・あうん堂にて実施した。
――天気予報はず~っと見ていたんですか?
TAKURO
ず~~っと見てた。天気になればいいなと思ってはいたけど、函館に帰ると、そこでTHE MODS やUP-BEATの伝説の雨の野音を(映像で)見てた自分が"いる"わけで。GLAYのライブでそういう状況になったら、自分はどういうふうに立ち居振舞いできるんだろうっていう、それだけは期待があったかな。あとは事故なくケガなく、無事に終わるように。だから、雨に関しては、「お、とうとう来たか。いいじゃないの! 全天候型バンドになって生まれ変わってやろうじゃないの!!」っていう気持ちだったね。
――ライブ当日、いざ始まってみんなの前に出て行った時はどんな心境だったんですか?
TAKURO
「俺もたいがい緊張してるけど、おまえたちもしてるね」って思ったね(笑)。普段は緊張しない、驚かない、TAKUROクラスでもビビリ上がってたから(笑)。
――なぜそんなに緊張したんでしょう?
TAKURO それはもう、自分のルーツとの戦いみたいなものがあったから。やっぱり、力入るわけですよ、海の向こうに五稜郭タワーが見えたりすると。思い出さなくてもいい事まで思い出したりもするし。誇らしい気持ちと、やり遂げないと胸張れないぞっていう色々な複雑な気持ちが…。あと、今回少なくとも4000~5000人は地元の人で埋まっていて、その中の8割9割は初めて観る人が多いだろうし、年配の方もいたので、自分たちの王道の盛り上げ方では通じない部分もあるだろうって。いつもの事なんだけど、その人たちともいい時間を作りたかったから。お互い探り合いながら、緊張感に変わったり、時に引っ張ってもらったり、こっちがあおられたり。会場にいた人はわかると思うけど、海風の影響で、音がよく聴こえて最高!っていう時もあれば、たまに遠くなったり途切れたり、「今のもう一回言ってくれる?」みたいなちょっとした心のずれがあったりして。1日目が終わった後は、メンバー全員頭の中でその日のライブをリプレイして調整に入ったんじゃないかな。1日目の後のミーティングはそんなに長くしなかったけど、あの曲は伸ばそう、縮めよう、みたいなことがメールで回って来たり、それはもうギリギリまで続いたんで。2日目はそのおかげでGLAY史上1、2を争う伝説の一夜になったと思う。