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5/13 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールレポート(抜粋)

昨年11月から始まった全国アリーナツアー「Miracle Music Hunt」の延長戦にして5/30(土),31(日)に行われるTOKYO DOME公演の前哨戦として急遽決定した3本のレアなホールツアー「20th Anniversary FINAL GLAY HALL TOUR 2015 Miracle Music Hunt Forever+」。その2本目は、滋賀県大津市にある滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールが舞台となった。文字通り琵琶湖のほとりに佇むこのホール。周囲には遊歩道やちょっとした芝生広場があり、心地よい浜風を感じながらのんびり過ごせる素敵なロケーションが自慢だ。さらに台風一過の翌日ということもあって、当日は朝から爽やかな青空が広がる快晴。そんな天気に誘われ「琵琶湖周辺を散歩してきた」とSNSにアップしたTERUの気持ちにも大いに納得。今日のライブが素晴らしいものになることを予感させる吉日の幕開けだ。
 
さて、このホールはロックのみならずクラシックのコンサートや演劇にも利用されるそうで、会場内はウッディな造りで上品かつ重厚な雰囲気に包まれ、オペラハウスのように2,3,4階席まで設けられている。さらにステージのほうに目を向けると…んっ?と、思わず二度見。何とまぁ距離の近いこと! 関西で例えるなら大阪・難波のライブハウス"Zepp なんば"の距離感に少し似ているだろうか? こんな近さで彼らのライブを見るのは久しぶりだし、そもそも滋賀県でのライブは2012年2月以来3年振り!? 開演前から抑えきれない期待と興奮が琵琶湖のさざ波のごとく止めどないざわめきとなって、あちらこちらから押し寄せてくる。


開演時間の18時30分になると、登場を待ちわびる手拍子が自然発生し熱気は急上昇。ほどなくして客電が落ちスペーシーでドラマチックなオープニングテーマが流れる中"GLAY 20TH ANNIVERSARY"とくり抜かれた幕のロゴがレインボーカラーのライトで染め上げられていく。1曲目が始まり少しずつ幕が上がっていくと、左手を真っ直ぐに掲げた雄々しいTERUの姿が。「うぉーーーーーっ!」という大歓声を受け、お茶目に投げキスを飛ばす。ステージ上にはGLAYのメンバー4人とお馴染みのサポートドラマーTOSHI、サポートキーボーディストSEIの6人。そしてアンプとモニターが並び、後方にはツアータイトルのロゴをあしらったフラッグが下がっており、シンプルなステージセットが組まれていた。ホールとはいうものの、まるでライブハウスのようにラフでカジュアルな空間がそこにあった。


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